綿花の有機栽培をたのしもう

P l a y f u l
C o t t o n
F a r m i n g

私たちの日々の暮らしに欠かせないコットンが、
実は土から育つ作物だということをご存知ですか?
KITENのコットンフィールドでは、
地域内外の方達が
「綿花の栽培を自由に楽しめる場づくり」を目指しています。
動植物が活発に動き始める春から豊穣のムードに満ち溢れた秋まで、
畑の表情は季節ごとに変わっていきます。
日常であまり感じることができない時間を、
緑に囲まれた豊かな環境で過ごしてみませんか?
Schedule

年間の栽培スケジュール

綿花は多年草の植物ですが、綿実を収穫するため一年草として栽培しています。
栽培は前の年の片付けを終えた3〜4月から始まり、
秋の収穫期まで丁寧に育てていきます。
  • 3月〜4月
    耕起・肥料撒き
    畝立て・マルチ張り
    鶏糞堆肥や牡蠣殻石灰などの有機肥料を散布します。
    トラクターで土壌を繰り返し耕起し、肥料が土壌に馴染んだ頃合いを見て、 畝を立てながら黒マルチを張ります。
    マルチには畝の保温効果と雑草抑制の働きがあり、綿花の有機栽培には欠かせない作業です。
  • 5月〜6月
    種まき・ポット苗作り
    苗の補植・草刈り
    初夏が訪れ、土壌の温度が安定してきたタイミングで種蒔きを行います。
    若い芽は虫に食べられやすいので、 欠損してしまった株には繰り返し種を撒き、発芽率を向上させていきます。
  • 7月〜9月
    草刈り・摘芯
    支柱立て・紐張り
    梅雨期の適度な暑さと水分によって、綿花の苗木や畝間の雑草が伸び始める時期。
    こまめに雑草を刈りながら摘芯作業を行っていきます。
    また、綿の木は折れやすいので、畝に支柱を立てて木を囲むように紐を張っていきます。
  • 10月〜12月
    収穫
    秋分の前後あたりから丸々と膨らんだ綿実が割れ始め、ふわふわの綿が開き始めます。
    最盛期は 10〜11月となり、大粒の実が弾け切る年内いっぱいまで収穫作業を続けます。
  • 1月〜2月
    綿繰り・マルチ剥がし
    収穫が終わった綿の木を引き抜き、丁寧にマルチを剥がして畑を更地の状態に戻します。
    収穫した綿花は陰干しして水分を飛ばし、綿と種を分ける綿繰りの機械にかけていきます。
Model case

体験モデル

体験の形は目的や参加者によって様々です。
ほとんどが大人から子供まで体験できる内容ですが、時期によっては内容が少しハードになります。
不安な方はお気軽にお問い合わせください。
個人・グループでの参加におすすめです。日々の運動不足解消やリフレッシュなど、コミュニティの憩いの場としてご利用ください。子供たちの学び場や遊び場としても好評いただいております。体験は少しでも構いませんので、畑でゆっくりとした時間を過ごしてください。
01 「お気の向くまま」
02 「学びと共に」
学校および企業の研修や視察におすすめです。 綿花の栽培現場を見てみたい、実際に作業をしてみたい!など、授業の一環や企業の社員研修などにご利用ください。
03 「遊び心と」
四倉町を自転車で巡りながら地域を楽しむグリーンツーリズムなど、季節ごとの圃場イベントを開催しています。不定期開催となりますので、詳細はホームページの NEWSや SNS等で告知いたします。
Model case

体験モデル

体験の形は目的や参加者によって様々です。
ほとんどが大人から子供まで体験できる内容ですが、時期によっては内容が少しハードになります。
不安な方はお気軽にご相談ください。
  • 01 「お気の向くまま」
    個人・グループでの参加におすすめです。日々の運動不足解消やリフレッシュなど、コミュニティの憩いの場としてご利用ください。子供たちの学び場や遊び場としても好評いただいております。体験は少しでも構いませんので、畑でゆっくりとした時間を過ごしてください。
  • 02 「学びと共に」
    学校および企業の研修や視察におすすめです。綿花の栽培現場を見てみたい、実際に作業をしてみたい!など、授業の一環や企業の社員研修などにご利用ください。
  • 03 「遊び心と」
    四倉町(よつくらまち)を自転車で巡りながら地域を楽しむグリーンツーリズムなど、季節ごとの圃場イベントを開催しています。不定期開催となりますので、詳細はホームページの NEWSや SNS等で告知いたします。
Reports

「遊び心と」体験レポート

循環をめぐる旅の、
起点がここにある ライター 前野有咲
旅の途中、ずっと頭の中で感じていた、ある言葉があります。それは「めぐる/循環する」という言葉です。季節はめぐる。命もめぐる。自然の恵みも、川を通じて循環する。そしてそれを体験する私たちもまた、自転車にまたがり、四倉の町をめぐる・・・。このツアーで私が体験したのは、「循環するまち四倉」そのものだったのかもしれません。暮らしを見つめ直したいとき。自分たちの「ちょうどいい」を見つけたいとき。「循環」の起点をめぐりに、また四倉に訪れたいと思います。
  • 10:00
    じぶんに合った自転車を選び、
    いざ四倉のまちへ
    集合場所は、四倉町にあるレンタサイクルショップ「颯サイクル」。ツアーは、さまざまな種類の自転車の中から、自分が乗りたい自転車を選ぶところから始まります。参加者全員の自転車が決まると、全長約25kmのサイクリングツアーがスタート。Cotton field「KITEN」を目指し、自転車を走らせます。コースは、海沿いからまちなか、そしてのどかな農道へ。移り変わるまちなみと、その風景をかたちづくる「色」を楽しみながら、目的地へと向かいます。
  • 11:00
    コットンから、
    日々の暮らしを考える
    約1時間のゆったりとしたサイクリングは、Cotton field 「KITEN」に到着して幕を下ろしました。KITENでは、コットンの収穫を祝う「HARVEST Fes」が開催されていて、コットンの収穫やコットンから糸を紡ぐ「綿繰り」が体験できました。一粒の種からコットンが実り、コットンから糸がつくられ、その糸を紡いで商品が生まれる。自分の手を動かして体験したことで、普段つかっている製品ができるまでの大変さを改めて実感しました。
  • 13:00
    地域のかけらを感じる
    イベントでは、いわき市の伝統工芸品である『遠野和紙』の紙すき体験やコットンと野草のスワッグづくりワークショップも行われ、どのブースもにぎわいをみせておりました。お昼ご飯を食べて、サイクリングチームは次の目的地へ。近所に住む地域の方が「またたくさん友だちを連れてきてね!来てくれてありがとう!」と声をかけてくださいました。こうして声をかけてもらえると、ちょっとだけ、その地域の一員として認められたような気がします。
  • 14:00
    “相棒”とともにめぐる四倉
    KITENを出発した後は、複合型農業体験施設「ワンダーファーム」や隣町の「波立海岸」に向かいます。海から山へ、山から海へ。四倉のまちなみをゆるやかにめぐったり、気になるところで立ち止まったりしながら、雰囲気も一緒に味わう。誰でも気軽に乗れて、より遠くに行くことができる自転車は、私たちの生活を便利にしてくれる道具であり、「相棒」のような存在だと気づきました。ゴール地点の颯サイクルに到着しツアーは終了。往復25kmの充実したサイクリングとなりました。
Access

アクセス

コットンフィールド“KITEN”は、いわき市有数の海水浴場がある四倉町(よつくらまち)にあります。付近には、トマト農園や観光いちご園も点在している、自然豊かなロケーションです。
自動車
常磐自動車道いわき四倉インターから約5分
JR常磐線特急
東京駅からいわき駅まで約2時間25分
高速バス
東京駅からいわき駅まで約3時間15分
※いわき駅からはレンタカーサービス等のご利用をお願いしております。
〒979-0216 福島県いわき市四倉町玉山森内23付近
Reservation

お申込み・お問い合わせ

体験モデルをご確認の上、下記フォームからお申込みください。
定員に達した日程については先着順となりますのでご了承ください。
雨天時は、ご相談の上で延期、もしくは中止となります。
募集要項
  • 体験代金 無料
  • 食事提供 なし(ご希望がある場合はご相談ください)
  • 人数制限 なし(ただし、20名を超える場合は要相談)
  • 体験日時 通年体験可(一回の体験につき、1〜3時間程度)
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